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Just Another Journal

「The Everything Store: Jeff Bezos and the Age of Amazon」を読みました

2019 #8

今更ながらという気もしないのではないのですが、ジェフ・ベゾスの話を読んでみました。

ベンチャー企業としてのアマゾンの立ち上がりから、その歴史に登場する様々な人々、その彼らとのベゾスの関係。

失敗を恐れない姿勢、極端な競争も辞さず、物事を突き詰めていく姿勢などは、単に彼が「天才」であるという枠組みを超えて、何かを教えてくれる気がします。 

こうした時を大きく揺るがす起業家の話というのは、スティーブ・ジョブズイーロン・マスクなどに関する本を読んでもそうなのですが、読みながら、そして読んだ後も、体の中をアドレナリンが回るのは、決して僕だけに起こることではないと思うのですが、同時に、「自分であること」、「自分であることを突き詰める大切さ」のようなことをいつも感じさせられます。

僕らそのものは、その存在自体が既に固有でユニークなものであり、そのユニークさを存分にこの人生という舞台で発露させることができたら、きっとそれが幸せだと思うのです。

その意味では、生きている僕ら全員が、既に幸せなのかもしれません。

そんなことを考えさせられながら読みました。

 

個人的な備忘録的なメモとして:

Amazonがちょうどマーケットプレイスを開いた頃に、僕は自分の会社でオンラインのストアをいくつか運営していて、少なからず、そのマーケットプレイスの動向に影響を受けてきた経緯があるので、そのあたりの記述に関しては、非常に興味深く読みました。あの時、何が、「壁」とも見えた向こう側で起こっていたのか。その壁は本当に壁だったのか。

 

The Everything Store: Jeff Bezos and the Age of Amazon

The Everything Store: Jeff Bezos and the Age of Amazon