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Just Another Journal

20180930 台風がやってくるQ3の終わり

8月中旬から怒涛の日々をすごしてきている。そしてそれは終わりの気配を一向に見せることはない。

本を手にすることもない。ひたすら人に会い、電話会議とパソコンに向かう毎日。泥沼と呼べば泥沼だ。しかし、そこには肌で感じる、コミュニケーション感がある。ヒリヒリしていようが、なんであろうが、そこには確かに人がいて、気持ちは人が生み出した何かだ。

気持ちと気持ちがぶつかり合うのがビジネスなのかもしれない。

気づけば、Q3は今日でおしまい。

1年を4回に分け、それを節目として日々に向かう。ビジネスには白黒つけた線引が必要で、同時に人間という動物である僕らは、四季というどちらかといえば、もう少し曖昧な4つの区切りを肌で感じ、呼吸をする鼻腔で感じながら、日々を過ごしている。

台風といえば、どちらかというと夏のモノという肌感があったのは、とっくに昔の話。今夜も、激しい風と雨が東京を襲う。

バランスを取り戻すのでなく、無理矢理にでもバランスの要素となる何かを日々に取り入れられる隙間を自分から作ることが必要だ。

例えばそれは読書。

ハードコアな仕事に取り掛からざるを得ないのであれば、そこに雫のように感情を動かす何かが同時に必要だと思える。心はそれを求めている。

ゆっくりとした散歩が必要なのも、その一つだろう。季節の変わり目の空気を胸いっぱいに吸い込み、白黒つかない変化を感じるんだ。

スプレッドシートは明日からまっさらに新しくなるけれども、空気の変化はそんなものでは表せないのだから。