Wisps

Just Another Journal

May 11 - 16, 2021

May 16, 2021

冬眠に向かう熊がのんびりと食べ物を探すかのような日曜日の過ごし方。朝5時に、出張先のホテルでは得ることができなかった深い眠りを取り戻し目を覚ましたあと、数時間、Macに向かう。諸々と作業を行って、朝9時過ぎに再びベッドへと向かう。昼過ぎまでウトウトしたつもりになったり、ベッドの中でネットをウロウロしたりした後、1時過ぎに階下におりて軽い昼食。その後、雨も止んだということで歩きにでかけた。氏神様にお参りをし、いつもの田舎道をのんびりと歩く。東京でまとった薄膜を剥がし落とすかのようにゆっくりと風呂に使った後、夕方の早い時間からハイボールをつくり、Yとありあわせの材料で恒例の「居酒屋Y」をおこない、今、夜10時。

タイプをしながらもう半分目は閉じている状態だ。

明日からのタスクを少しさらった後、今日は早めにベッドにはいり、おそらく本を1ページもよまないうちに寝てしまうんだろうと思う。ある種、正しい日曜日の夜の過ごし方だ。

 

May 11-15, 2021

2ヶ月の時間をおいて東京への出張をこなす。比較的スケジュールはあいまいにとっていたつもりで、その点はわざわざ出張費を使ってまでとも思わないでもなかったのだが、蓋を開けてみれば、それが正解だったということになった。合間合間は怒涛の勢いで忙しく、もしそれ以上に予定を入れていたとすればおそらく何かが破綻してしまっていたことだろう。

忙しく時間を過ごしていたが、それでもホテルのロビーで仕事をするのは気持ちの良い体験だった。試しに1階のカフェで仕事をと思い二回ほど試してみたが、どうしても自分の場合はカフェで仕事をする気にはなれない。その代わり、不思議なことにホテルのロビーであれば、一定の集中力を保ちながら仕事が行える。何が一体違うのだろうと考えてみたが、おそらく他の誰かの営業トークや、わけのわからないオヤジのマスク越しの高笑いが絶えられないのだ。

周りを見渡せば、意外と多くの人がカフェワークをしている。みんなそういう雑音が気にならないのだろうか。それとも、その雑音とともにいれなければ東京という場所でいきていくのは難しいのだろうか。だって、誰もオヤジたちの高笑いや、ありきたりな営業トークを耳にしてはいたくないはずだろうに。とにもかくにも東京という場所は、他人との距離感があまりにも近すぎて、一言、しんどいなぁという場所であることを再認識して関西に帰ってきた。