Wisps

Just Another Journal

2020年6月14日(Sun)

パットしない梅雨空のいち日。

物事を考えるということは、考える時間の長さではないんだ。むしろ、細切れでいいから、何回、それを考えることができたのか、につきる。そして、一旦手を動かしだしたら、動き続く限りにおいては、それを止めない。例えば、僕の場合、それはパワーポイントに何かを落としていくということになるのだけれども。落とし続ける過程で、思考はさらに深みを増していく。考えていた時間が無駄なんじゃない。考える過程で、染み込んでいた何かが、つながりあって、あるいは微妙な変化を起こして、頭の中で、セルフトークが起こる。そういうことがおきてくると、考えていること、手を動かしていることが楽しくなってくる。時間の観念が消えて、気がつくと、集中していたということになる。たぶん、スロースターターなんだろう。仕方ない。それはそれで。別に、特段頭がいいとか、そういうものでもないから、ここまで生きてしまった限りは、自分のそんな少し情けない傾向と向き合い続けるしかない。

そんな時間を午前中から午後まで過ごし(結局仕事をしている)、その間に現代アートビジネス (アスキー新書 61) も少し読みながら。

午後、雨空の間隙を縫うようにして、長いウォーキングに出る。2日分溜まっているから、20,000歩を達成しようかとも思ったけれども、14,000歩程度で心が折れた。あるきながら、YとLine 通話。Netflix で韓国ドラマにどっぷりのようだ。

夜、トリスでハイボールを作り(トリスは安いけど、意外と美味しいという発見をした。レモンを入れるよりも、トリスそのままの甘さを楽しむほうが僕は好きみたいだ。)、小松菜と揚げさんのおひたし、韓国風冷奴、キャベツとツナのサラダ、最後は全粒粉スパゲッティと冷凍ブロッコリのジェノベーゼ風パスタで、時間を過ごした。月曜日になれば、再び深夜の電話会議の連続となるkら、今日ぐらいはという言い訳をしつつ。