5月13日(Sun)
ここのところ、いろいろなことが身の回りで起こっていて、なかなか腰を据えて本を開くという気持ちになれなかった。
バンピーな心を抑えつつ、リー・クアンユー、世界を語る1 中国の野心と戦略とは?
リー・クアンユー、世界を語る2 米中関係、インド、イスラム原理主義の未来とは?
リー・クアンユー、世界を語る3 経済成長、民主主義、戦略的思考とは?
を手に取りページをめくった。
5月3日 ナバホと風 物語の力と孤独 ゲド戦記
GWの後半。
気になる仕事があったので、それをフォローするが早速問題にでくわす。国内でのフォローが難しく、仕方なく夕方本社が開くのを待つ。
その間に、今日しかできないことということで、家族でお墓参り。その他、ドメスティックなコトを諸々。その合間、合間で昨晩から読み始めた、ナバホへの旅 たましいの風景をコツコツと読み続ける。河合隼雄さんの本はこれで何冊目かになるが、何を読んでも深い言葉に出会う。
「芸術は癒やしである」、「儀式が成立するためには、共同幻想が必要」、「本当に自立しようとするものには、「偉大な依存」の体験が必要」といった言葉に、読む手を止めた。特に、
本当の幸福にはある種の禁欲が必要なんだ。しがらみを切るばかりのやつは、実は損をするんだ。その辺を、もうちょっと皆賢く生きたらどうだというのが僕の考えです。いや、それでもやりたくないやつは勝手に生きて、しがらみを切って、孤独に死ぬやつはそうすればいい。強制はできません。しかし、その点はよーく考えなさい、実はそれは下手なやり方なんですよ、と僕は言いたいですね。でも面白いことに、日本人は相当近代化している人でも、まだ人や自然とフッとつながったりできるんですよね。人と人が会っても、何か親しさを感じる、パッと「一緒だ」と感じる力を、日本人はまだ持っているんです。 (p.235 ナバホへの旅 たましいの風景)
「ゲド戦記」が河合先生が人に勧め続けてきた本だったという記述が本文中にあった。たしか昔子供のために買った記憶があったが、改めてWikipedia で調べると、オリジナルのタイトルは、"A Wizard of Earthsea: The First Book of Earthsea (The Earthsea Quartet)" ということで、アーシュラ・K・ル=グウィンというアメリカ人作家によって書かれたファンタジーだとのこと。知らなかった。
全巻6冊ということで、幸いKindleバージョンも出ているようなので、今読んでいる、The Girl in the Spider's Web: A Lisbeth Salander novel, continuing Stieg Larsson's Millennium Series の次は、この6冊に入ろうという楽しみができた。
5月2日 GW中仕事
GW中の谷間仕事。以前からやらなくてはと思っていた仕事を片付ける。
新訂 孫子 (岩波文庫) 読了。様々な解説書が出ていることが以前は少し不思議でもあったけれども、そのあたりが理解できたような気がする。風水にも似た記述を見つけて、なるほど、ここから来ているのかと。あるいは、それ以前に何かがあって、こちらに応用されたのか。人間の叡智というのは底が知れない。
5月1日 仕事そして孫子
今日から5月。Q2も三分の一が終わった。
連休の合間だが、朝から仕事をコツコツとこなす。かねてからの問題が本当に問題なのかどうかを検証。やはり問題は存在した。明日以降は、その解消策への取り組みを始めることとなる。
新訂 孫子 (岩波文庫) を読みながらの夜。人間の脳はさして進化していないことを再認識する。
4月30日 和歌山の海の夕日撮影と邦ロックレクチャー、そしてブリティッシュ・ロックとジャズ
連休三日目。例のPentaxのデジイチにオールドレンズを仕込み和歌山の海へ。それは息子の希望だったが、思いがけず良いドライブとなる。
道中、息子は「邦ロック」をiTunes でかけ、スバルのカーオーディオにブルートゥースで飛ばす。Mrs. Green Apple、Shout it out、The Oral Cigarettesなど、意外にも楽しく聴かせてもらい、同時に息子から邦ロックに関するレクチャーをいくつか受ける。
- アーティスト: Shout it Out
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- アーティスト: Mrs. GREEN APPLE
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- 発売日: 2018/04/18
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1st LIVE DVD「UNOFFICIAL DINING TOUR 2017 at 日本武道館」
- 出版社/メーカー: アミューズ
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自分からはOasis、Bill Evans、Van Morrison の紹介などを少し
(What's The Story) Morning Glory? (Remastered) (Delux)
- アーティスト: Oasis
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往復、およそ5時間ほどのドライブも音楽があるだけで楽しい。
夜11時前に帰宅後、新訂 孫子 (岩波文庫) を読みながら眠りに落ちる。
4月29日 韓国の太鼓
連休二日目。韓国の太鼓囃子が聞こえる、大阪の小さな路地を歩いた。太鼓囃子といっても随分と賑やかだったが、一時期よく見た韓国の歴史ドラマを彷彿とさせる。
わかりやすいはわかりにくい? 臨床哲学講座 (ちくま新書) を読了。数々の示唆に富んでいる。Google Keepに少しメモをとりながら。
特に「所有のパラドクス(ヘーゲル)」に関する記述が面白かったことと、「イニシアチブの放棄」という考え方に多くの示唆をもらう。
4月28日 心斎橋 中古カメラ屋
車で心斎橋にでかけ、周辺をうろうろ。
Pentaxデジイチにつけるオールドレンズを探す。ネットで検索をすると、難波・心斎橋、そして梅田に何件かあることを確認。どうせならと難波・心斎橋近辺の中古カメラ屋をすべて回る。3時間程度、歩いて回りきれるコンパクトさが大阪の良いところ。
最終的に、カメラのキタムラで40年ほど前の50ミリ/1.7を格安で購入。
夕飯を食べ帰宅後、わかりやすいはわかりにくい? 臨床哲学講座 (ちくま新書) を読む。